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イタリア家庭の食卓☆幸せな日常☆

イタリア人夫と日本人夫・今日の天気

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Buongiorno!!! Come state?

お目覚めはいかがですか?

週末いかがお過ごしですか?

昨夜は激しい雨が降り出したフィレンツェ。

疲れていた私達は午後9時にはベッドへ。

雷と雨音をBGMにぐっすりと眠りました。

今日もぐずついたお天気が続く様子です。

午前6時現在 気温 10℃ まばらな雲

予報 最高気温 16℃ 最低気温 10℃ 

曇り時々雨

日の出 :5時54分 

日の入り:20時31分

時刻 天気 気温 ☂%
  6時  ☁  10℃  0
  9時  🌧  13℃  30
 12時  🌧  14℃  50
 15時  🌧  14℃  30
 18時  🌧  13℃  60
 21時  🌧  13℃  60
 24時  🌧  13℃  40

 イタリア人夫と日本人夫

先週、プチ家出をしたり、夫と遠出をした時に、頭の中で、現状をしっかり認識するためにじっくりと今までのことを振り返ってみました。

私の一度目の結婚相手はは日本人、6年間の結婚生活を送り離婚。

その後、今のイタリア人夫と知り合い、3年間交際し結婚に至りました。

現在のイタリア人夫との生活と、過去の日本人夫との生活を通して感じた、イタリア人夫と日本人夫の違いについて、過去に書いたこともある記事を思い出したので、もう一度書かせていただきます。

各国たった一人の例なので、違うでしょう~ということもあると思いますが...

あくまでも私の経験です。

マザコン度

マザコン度は圧倒的にイタリア!といいたいところだけど、日本人夫のマザコン度も相当なものだった。

表現が違うことと、母親に頼らなくても不自由しない生活が日本にはある。

なので、

日常生活においては圧倒的にイタリア人夫の方が母親を大切にしている。

ママのお料理が世界で一番美味しくって、ママのアイロンが完璧!そして、ママがこの世で一番好き~ということは当たり前のこと。

バスが遅れたり、上手く行かないことがあったらまずママに話す。という人も。

母親が「今日は何時に帰るの?何が食べたいの?今日はどこ行くの?」と聞くのは普通のことで当たり前。

愛があるから聞く。無関心な人には何も聞かない。と徹底している。

イタリア人にはその質問が煩わしいなぁ。と思う感覚が全くない。

 ≪イタリア人ママはパンツ、ジーンズ、靴下、タオルにもアイロンをかけます≫

一方、日本人夫。

やっぱり母親を大切に思い、母親の味が安心すると思う。

しかし大学生、社会人になると外食の機会が増え、母親のお料理以外にも美味しい物を安価で簡単に食べることができる。

「何時に帰るの?何が食べたいの?今日はどこ行くの?」などと聞かれる煩わしさから徐々に母親と距離ができると思う。

クリーニングにしてもカッターシャツ1枚99円でパリッとした完璧な状態を保てるのなら、わざわざ母親に手間をかける必要はない。

そのうちに母親も楽な方がいいので、何も言わなくなって「助かる!」と思う。

イタリアでは嫁姑問題よりも、夫姑問題の愚痴を聞くことの方が多い!!! 

妻に対する優しさ

これは本当に個人差があると思いますが...

意外なことに、断然日本人男性の方が妻を大切にしていると思う。

イタリア人夫は絶対的に自分が大事!自分が一番!

家族のために働く。家族のために時間を作る。というよりも自分が大事。

よって共働きが普通。

今の自分の状況を見ても、日本人夫は本当に優しかったなぁ~と感じる。

日本人の相手に対する思いやりや気遣いは素晴らしいと思う。

イタリア人は、本質的に「相手の気持ちを考えても(人それぞれ取り方、考え方が違うから)仕方ない、あまり意味がない」という考え方が根底にある気がする。

だけど、家族や友人とはしっかりコミュニケーションをとって、考え方を確認しながら関係を築くので、家族、友人関係が特別になる。

喧嘩をした時

日本人夫と口喧嘩をした時、「もっと〇〇してほしい。」「私のことを考えてほしい。」「どうしてそんなことするの?」と言ったら聞いてくれる。

まず、「あなたのことをちゃんと考えている。」と言うだろう。

その後、「僕の考え方はこうだ。」「僕はこうした方がいいと思ってそうした。」などという口論から、何か2人の中で解決方法を見つけようとしたり、今後はこうしよう。などという会話になる。

その後、その時した約束や、気持ちが守られるかどうかは別として何となく2人で気持ちをおさめる。

イタリア人夫に同じことを言うと、

「僕は僕なりに考えている。あなたにそれがわからないなら仕方ない。僕はそれがいいと思ってしただけ。あなたはあなたの好きにすればいい。」と言われ、終わり。

「どうして聞いてくれないの?」と詰め寄っても、「聞いて答えてるけど、あなたが納得しないだけ。」と言われる。

「あなたが納得しないのはあなたの問題。」と言われる。

「むかつく!どうして私の気持ちをわかってくれないの?」と言うと「みんなそうだよ。誰もあなたの気持ちはわからない。僕の気持ちがわからないように。」だとさ。

イタリア人女性ならここで激高してキレる!!!

私もかつてはキレていた。しかし、キレても意味がないことがわかりキレなくなった。

日本人女性の場合、最初から黙る人の方が多いと思う。

ただ、喧嘩をした後、引きずるのは日本人夫。何日間も口をきかない日が続いたことがあった。イタリア人夫は30分くらい、15分もすれば普通にもどる。

翌日になると「昨日は疲れたね~」と満面の笑みで言われることが多い。

 

私の少ない経験値だけで語ることはできないけど、日本人夫とはどこかにお互いがわかり合える。わかり合ってこそ夫婦だ。わかり合えるまで努力しよう。歩み寄ろう。という考え方があると思う。

実際、私もそう思っていた。

イタリア人夫は人間みんな思い通りにならない人生を生きている。その中で自分の気持ちを守るのが第一。夫婦はわかり合えるというのは妄想。わかり合えなくても家族関係を受け入れられるか受け入れられないか。続けるか。続けないか。がお互いの問題。と考えている気がする。

今は、どちらの考え方も理解できるし、どちらの国の夫婦も夫婦関係を継続し、お互い思いやり、歩み寄り、時間をかけて家族になっていくのは大変だな。と思う。

 

今度結婚するとしたら?生まれ変わったら?イタリア人と?日本人と?

...一生独身がいいな😅

今日も皆さんにとってよい一日でありますようにお祈りしています。

Buona domenica💗

Grazie!!! Smile!!!