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イタリア人の日本観光での悩み

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明日から日本に新婚旅行に出かける友人カップル。

彼らの悩みは「入れ墨(タトゥ)入浴不可」

温泉に入りたい彼らは本当に困っていた。

彼らカップルの体にはガッツリ入れ墨が入っている。

女性は小さいながらあちこちに。

男性は両腕にしっかり。

旅館に泊まる予定にしているが、そこでも入浴は不可と言われたらしい。

「あらま」

旅行社からはできるだけ長袖を着用して入れ墨(タトゥ)を隠すように指示された。と言っていた。

「あらま」

イタリアに住んでいると全く何も感じない入れ墨、タトゥ。

なぜ日本はタトゥが受け入れられないの?という質問が出たので調べてみました。

日本での入れ墨

日本の歴史の中で、入れ墨はどこの誰かを示すための手段。

その後、奈良時代頃から刑罰の一種となり、江戸時代には罪人とわかるようにするためのものになる。

1872年、入墨刑が廃止され、装飾としても禁止される。1948年まで入墨は非合法となる。

このような背景から、日本で入墨は「反社会的」といわれる理由でマイナス、ネガティブイメージがあると思われる。

日本での法的・社会的規制

入浴施設や遊園地、プール、海水浴場、ジム、ゴルフ場などへの入場は各施設の規則によって定められており、法的制限はない。

しかし、施設管理者に逆らった場合は建造物侵入罪になり、従わない場合は不退去罪が該当する。

最近では外国人のために規制をしない場合やシールなどで隠す対応をすれば入場可の私設も多い。

愛媛県の道後温泉は公衆浴場の場合、入れ墨入浴可になっている。

神戸、須磨海岸は禁止。

また、自衛官などは「身体上の不具合」という理由により採用されない。

スポーツ界でも様々な規制がある。

 

う~ん、なるほど。

「痛い」「高い」上、何もメリットがないというだけで、全く興味がなかった「入れ墨」

イタリアではファッションとしてみんなタトゥを楽しんでいる。

日本ではファッションとして受け入れにくい原因が理解できました。

 

昨日は取急ぎ、「部屋に温泉(家族風呂)がついてるところ」「貸切風呂にできるところ」を提案してみた。

そして、「日本の美しい入れ墨を入れたいのでどこか知ってる?」という質問には「全く知識がなくわからない」と返答。

経験がないので、どれほど体に負担がかかるものなのか、そのことによって日本観光が楽しめなくなると残念すぎるので...

彼らが楽しめるといいな。

Grazie!!! Smile!!!