イタリアに来られたら、是非、アペリティーボ(食前酒)タイムをお楽しみ下さい。
アペリティーボとは?
アペリティーボ(食前酒)とは、後の食事をより楽しむための習慣で、少しのお酒とおつまみを食べることによって食欲を増進させたり、食事シーンを和やかに楽しむためのものです。
イタリアでは夕食時間が20時以降、特にこれからの季節、21時開始が多いイタリア。
お腹が空いてたまりません。
そんな時に、とっても便利です。
仕事帰りに「ちょっとアペリティーボ行く?」というように、日本のチョイ飲み感覚であったりもします。
アペリティーボのシステム
お店によってアペリティーボのシステムが違いますが、1つドリンクを注文すると、ブッフェで食べ放題だったり、ワンプレートのおつまみが提供されたりします。
👇の写真は食べ放題タイプ。
飲み物を一つ注文し、おつまみ食べ放題で料金は一人5€(飲み物込)のお店。
👇のお店は一人3.5€(飲み物込)。
👇のお店はポテトチップスなどの他にワンプレートタイプ提供してくれます。
飲み物一杯2.5€。
お店はおしゃべり好きなイタリア人達で賑やか!
アペリティーボに人気の飲み物
食前酒にはスプマンテ、白ワイン、スプリッツ(アペロール、白ワイン、オレンジジュース、ソーダ)、アメリカーノ(ベルモット、カンパリ、ソーダ)、ネグローニなどが定番。
イタリア生まれのカクテルがやはり人気です。
フィレンツェではフィレンツェに所縁のあるネグローニを楽しむのもいいですね。
ネグローニとは?
ネグローニとはカンパリ、ベルモット、ドライジンで作られているカクテル。
名前の由来は、フィレンツェ、トルナブォーニにあった「カソーニ」の常連客、ネグローニ伯爵がアペリティーボに愛飲していたことから名付けられました。。
ネグローニ伯爵は美食家として有名だったそうです。
日本人には余り馴染みのないアペリティーボ。
私は、お腹が空いている時間のアペリティーボで欲張りに沢山食べしまって、夕食を食べれないことが多く...。
イタリア家族から文句を言われますが、仕方ないですね。
昼食をしっかり食べて、夜はアペリティーボで終了。というのもあり。だと思います。
週末には「アペリチェナ」といって、もう少し食事に近いタイプのスタイルも人気。
是非、アペリティーボをお楽しみ下さいね。
フィレンツェ中心部におすすめのお店があるのですが、3月まで開店時間が不規則でしたので、4月以降のスケジュールを現地で確認してからご紹介します。
Grazie!!! Smile!!!